25歳の頃、結婚を約束した彼がいました。
それを見据えて都会の真ん中にマンションを購入。
幸せな日々が続くものだと信じていました。
毎朝5時に起きて彼のお弁当を作り、帰りが遅い彼に体調面を気遣い晩御飯の献立を考え、私自身も仕事をし…とそれなりに充実していると思っていました。
そんな生活が半年ほど過ぎた頃、休日の午前中に私の携帯に知らない番号から着信が・・・。
普段は登録していない電話番号は絶対に取らないのですが、この日はなんとなく取ってしまったんです。
すると電話の向こうから「あの、○○さんですか？私、○○さん（彼の名前）とお付き合いしてるんです」と女性の声。
頭の中が？？？となっていましたが、こういう場面で私は自分でも驚くほど冷静で、その子と30分ほど話をしたあと、まだランチ食べてないんなら一緒に食べない？と言ってしまっていました。
1時間後、その浮気相手と待ち合わせ、イタリアンに一緒に行きました。
なぜ、その彼女が私に会いにきたかという理由が分かり、あまりにも情けなく思ったことを覚えています。
彼女からの電話で浮気が発覚したんですが、彼は彼女に会うとすぐにホテルへ直行。
彼女は一緒に御飯に行ったり、カラオケに行ったりとデートがしたかったそうなんです。
ある日、浮気相手の彼女が彼に御飯を食べようと提案したところ、「家で彼女がご飯を作ってるから」と一言。
それでも粘る彼女に彼は「彼女のご飯、おいしいんだよね」ととどめの一言。
それを聞いた浮気相手の彼女はどんな彼女なんだろう…？と思い、私と合ってみたかったそうです。
その話を聞いた私は、『あぁ・・・ご飯に行ったら余分なお金を使うからホテルへ直行だったんだな…』と理由が分かってしまい、浮気をするにしても心底情けない彼だ…と苦笑いしたのも今はなつかしい思い出です（笑）
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